武術研究稽古会 修武堂

「修武堂」とは、文久2年(1862)に弘前藩が設立し、藩内の全武芸流派が集められた合同稽古場です。

ここでは流派の違いを越えて「一統面小手稽古」、すなわち一刀流及び幕府講武所式の防具付きシナイ(竹刀)打ち合い稽古を行うことが命じられました。

そのことで、各流派の個性が、同じスタイルへと統合され、明治以降の全国式「武道」へつながっていきました(詳細は当HP「身体技術伝承の近代化~」)。

弘前藩「修武堂」は廃藩置県とともに閉鎖されました。

しかし当会はその名を引き継ぎ、平準化される近代以前の武術のさまざまな術理を探求し、その体認を目指して稽古しています。

武術は、先人たちが過酷な状況を乗り越えるために熟成してきた心身の技法であり、歴史的な無形文化遺産です。

そのなかから我々も、混迷の現代を切り拓いていく、新しい心身の知を見出していきましょう。

(2004.7.4創立、「修武堂」主宰 小山隆秀(古剣))

お問い合わせ

メールアドレス: 2004-7-4-shubudo@ymail.ne.jp

仙台講習会のご案内

林崎新夢想流居合と卜傳流剣術の仙台講習会を開催します。

戦国末期から現在に至るまで津軽に伝わる古武術2流派を同時に稽古できる貴重な機会です。

ご興味のある方は是非ともお申込みください (リンク:以下画像を参照)

<日時>4/13、14

<場所>宮城県第二総合運動場

<申し込み先>2004-7-4-shubudo@ymail.ne.jp もしくは以下ポスターリンク